我がラスティックのマスコット中高年であるくうちゃん。

(フレンチブル ♀ 10歳)

 

先日癌が発覚したため、治療に行ってきました。

 

 

 

「抗がん剤治療」というと、

完治を目指し、とにかく痛みや苦しみを伴う過酷な治療というイメージですが、

犬に対しての「抗がん剤治療」というのは

耐えられる程度の投薬にとどめ、

「残りの人生を、薬でいかに痛みや苦痛を抑えてやれるか」

というものになるそうです。

 

 

人は病気や治療の意味を把握できるため、苦しい治療にも頑張れますが、

犬は単純に気持ち悪ければ食べないし、

意味がわかってないままなので

ただ辛くするだけで耐えられず衰弱してしまうだけだからなんだそうです。

だから、人間とは意味の異なる治療目標なのだそう。

 

なるほど・・・・・

 

 

 

 

とまあそんなわけで、当分は通院することになったわけですが、

今日は日差しも少なく涼しいので、

待ち時間は外の土のある駐車場で過ごすことにしました。

 

くうちゃんもそこら中クンクンしながら思いのままに大小を排泄し

待ち時間を謳歌しまくり、こころなしかテンションも上がってたように見えました。

 

 

そこへ1匹の白い猫(以下ホワイトちゃん)がお上品に佇んで

無駄にテンションの高いくうちゃんを睨みつけて警戒していました。

 

私はホワイトちゃんが気付いてるからそのうち退散していくだろう・・・・

とたいして気に留めずに散歩を続けました。

 

一方中高年の星、くうちゃんは一向にホワイトちゃんに気付かず、

とにかくクンクンしていました。 が、

しばらくすると

 

おおっ!Σ( ̄ロ ̄ )

 

 

っと、ホワイトちゃんの通った臭いを嗅ぎつけた様子で、

俄然やる気を見せながらクンクンをガフンガフンにレベルアップさせ

ホワイトちゃんの臭いをたどって歩きだしました。

 

もちろんその先にはホワイトちゃんが最高潮に警戒をしながら

近づいてくる興奮冷めやらない黒い物体に凝視して固まっています。

 

 

・・・このまま行ったらどうなるんだろ(^m^ )

 

 

と私は守ってあげるより好奇心に支配され、

ことの成行きを面白半分に傍観することにしたんです。

 

 

でもくうちゃんは、想像以上に天然なんです。

癒されますが、たまに痛々しいほどに・・・・・(o_ _)

 

 

 

それはもう漫画でした。

 

 

 

フンガフンガと臭いを楽しむくうちゃんは当然前を向かずに前進しています。

アンテナなんて張らずに全身全霊でホワイトちゃんの臭いに陶酔しています。

 

でもその臭いの先には・・・ホワイトちゃんが(>_<)

 

 

 

そしていよいよ臭いを嗅ぎながら前進したくうちゃんはホワイトちゃんの足元へ・・・・・

 

ねるとんならば

「お~~~っと~~~~!ホワイトちゃんの前だ~~~~!!」

と絶叫される展開なほど、綺麗にまん前へ(笑)

 

 

そこまできてやっとホワイトちゃんの存在に気付き

ゆっくりくうちゃんが顔を上げると・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

「シャ~~~~~~~!!!!」

 

 

 

 

 

 

と威嚇したかと思ったらホワイトちゃんはサッと退散しました。

 

くうちゃんはもう病人とは思えぬ馬力で

ホワイトちゃんを追いかけようとグイグイ引っ張ります。

 

でも私は制止させ、綱をこちらに引っ張ったその時!

 

振り返ったくうちゃんは・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

`;:゛;`;・(゜ε゜ )ブッ!!ww

 

やられてたんじゃん!!!!

しかも流血しながらも何もなかったかのようにグイグイ追いかけようとしてるし(●´艸`)

 

 

 

※この画像、ふき取って落ち着いてから写したのですが

振り返った瞬間は普通に流血してました(^_^;)

 

 

 

ほんと、計算なしの体当たり的な天然具合に癒されます( ´∀`)

 

いつも好奇心に負けて痛い目を見る羽目になるくうちゃん(笑)

しかも大概お相手は自分より小さい猫。

 

友達になりたいだけなのに~~~~~(T_T)

と背中で泣いていたとかいないとか・・・・・・・(笑)