今日は梅雨らしいジトジトしたお天気ですね~。
なんだか肌寒くて、しまった長袖を引っ張り出して
着ております。
こんなにコロコロ気温が変わると体調管理が大変だっ(>_<)
そんな今朝、雨の事を考えながら出勤しました。
雨だと髪の毛チリチリになるんだよな~
なんて中学生のような事を考えつつ。
駐車場から歩いて店に向かいます。
するとどこからとももなく
「ピー ピー ピー ピー」
と、鳥の鳴く声が(・ _・?)
しかも店に近づくにつれて声も近づきます。
明らかにすぐ近くにいる鳴き声!!!
”ツバメが巣作った!?!?”(昨日までなにもなかったが)
急にキョロキョロしだすおばはんに
ご近所さんはさぞかし驚かれたことでしょう(´Д`;)
その時は結局鳴き声の主を見つけられず
そのまま仕事をしていたんですが
またもや近くで 「ピー ピー ピー ピー」 と鳴き声が聞こえ、
さらに 「チュンチュンチュンチュンチュンチュン」 (チェンではない)
とスズメの大合唱がバックコーラスにあった事に気づきました。
間違いない!スズメのヒナが近くで鳴いている!
コナンくん顔負けの推理でヒナの大捜索を始める私。
(いや、誰でもわかるだろ)
するとお店入口の奥にある散水栓の
そのまた奥の奥の方に一瞬動く物体を発見!!!
イッテQの「イモトを探せ」のような同化の仕方ですが
「こっこでーす!こっこ こっこー!!」
と陽気に出て来てはくれないので
そ~~~~~~っと近づくと・・・
いましたいました可愛いスズメの赤ちゃんが~~(*´ω`*)
人間の手が触れると自然界では生きていけないと
聞いたことがあったけど、
散水栓の溝から抜け出せずワタワタしてたので
そっと拾い上げました。
すると元気に走り回るヒナ。
かわい~~~~♪♪♪
惚れてまうやろ~~~~~~(>_<)
鳥類なのに私の母性をくすぐるわ~~~~~(>_<)
しばらく様子を見ていると親らしき大人のスズメが
探していたヒナを発見し近くまでやってきました。
それまでも、もうさんざん 「ちゅんちゅん」 と鳴きまくって
ヒナの存在を探しまくっていた親鳥。
愛の溢れる光景でございます。
ヒナも親鳥を確認できたらしく、サ~っと親鳥に向かって
走り出しました。
親鳥もそれを確認し、タイミングを合わせて
シューと飛んでいきます。
一緒に飛んで帰ろうとしたんでしょうね~。
でもまだヒナには飛ぶ程の大きさも技術もないみたいで
飛びたいけれど飛べない・・・
オロオロとさまようヒナ、電線からヒナを見つめる親鳥。
助けてほしいヒナ、助けたい親鳥。
この近所では猫がいて、たまにラスティックにも
入ってきて可愛いヤツなんですが
そのままヒナを放置しておけば”エサ”になってしまいます。
安藤くん、いてもたってもいられず
ヒナを保護する事にしました。
(生き物にめっぽう弱い(すぐメロメロ)安藤くん。)
イベントに苗を持っていくときのコンテナに
いったん確保!被疑者確保です!
(罪名:ハート泥棒(●´艸`))
・・・確保・・・
したはいいんですが
ヒナはおびえ、親鳥はギャラリースズメを引き連れ
外でチュンチュン大騒ぎ(ー△ー;)
「返せコール」が鳴りやみません。
ヒナも怯えて動かなかったのに
みんなの声のする方に向かってピーピー鳴きだしました。
「鳴きだした」というより、「泣きだした」に近い(p>□<q)
飛べない小鳥の最期は安易に想像できますが
それでもやっぱり親元に居させてあげた方がいいのではないか。
ヒナの入ったかごを店の外に持っていき
そっと置いて店内に戻って様子を窺っていると
親鳥たちがお迎えにきました。
ヒナもカゴから走って親元に掛けていきました。
ラスティック正面、道路を挟んだお向かいさんは
かなり立派な木々の生い茂る庭が目印の
むか~しからあるお医者さん。(鳥居医院さん)
その立派な木々の上に、スズメたちが生活しているようです。
親鳥たちは一生懸命にヒナを道路の向こうに連れて行こうと
近くに来ては誘導をして道路を渡らせようとします。
そしてヒナも羽をバタバタさせながら懸命に走って
親鳥を追いかけていきます。
すると事もあろうか、ヒナが道路の真ん中まで行ったあたりで
車が来て・・・・
幸い車がヒナをまたいで通過してくれたようで無事でした。
ただ、かる~いヒナにとってその風圧たるやハンパなく、
車の通過した方向に向かってコロコロコロ~~と転がってしまいました。
つい悲鳴を上げてしまうほどの危機一髪!
それを見た安藤くんが突発的に走って行ってヒナを救出し
お向かいの木々の所へそっと置いてきてあげました。
元気に生きてほしい。一日でも早く飛べるようになってほしい。
無事に巣に戻れる日が訪れますように(>_<)
鳥たちの鳴き声がウソのように収まり、
しばらくすると、シトシトと雨が降り出しました・・・
完
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