映画 「きな子 ~見習い警察犬の物語~」

 

を観てきました。

香川県に実在している見習い警察犬のお話です。

 

 

ま、ま、感動するんだろうな・・・・・

とCMの時点で思ってはいたんですが、

この映画、

 

かなり泣けます(´A`。)

 

 

 

 

 

というのも、私の横に座っていたご婦人。

序盤から最後まで嗚咽しっぱなし(;・∀・)

 

たまに「ヒック」という結構なボリュームの泣きじゃっくりが

静かなシーンの時に館内に響いたり、

感動のシーンでは、もう一切我慢することなく

「う・・・っ・・・ヒック・・・・・うううう・・・ヒック・・・・」

と激しく嗚咽・・・・・(;・д・)

 

海外では感情を出しながら観覧するという話は聞いた事ありますが、

なにぶん海外で映画を観たとこなどあるはずもなく、

感情を殺さずに観覧するスタイルに初めて遭遇したため

慣れのない私は映画に没頭できずにいました(+_+)

 

 

もしかしたらラブラドール(きな子はラブラドールです)

でも飼っていて、その子に不幸があったのかな?

とか考えてしまって、目はスクリーンに向けられつつも

頭は横のご婦人の妄想に占領されてしまい、

「そんな状況でこれを観たらさぞかし心が張り裂ける思いだろう」

と同情し感傷的になる始末・・・・・

 

 

 

 

 

と嗚咽ご婦人の事はさておき(^_^;)

この映画は「絆・信じる、信じ抜く」といった事がテーマの映画。

私はきな子の見習い訓練士に自己投影して観ていました。

 

体当たりしながら、失敗したり凹んだり(~_~;)

の連続でも、信じて乗り越え、ポジティブに生きる!

考え方ひとつで物事はネガティブにもなるしポジティブにもなる。

ならポジティブに捉えて前を向いて前進しよう!

という清々しい気持ちになって帰りました(*^_^*)

 

 

そんな矢先・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

食事をして帰ったのですが、

隣の席(座敷。テーブルはくっついていてメニューで仕切られている程度)

に十代後半の女の子とお母さんが二人で座っており、

あまりにも隣接しているため会話が嫌でも耳に入ります。

 

 

お母さんは生ビールをガブガブ飲みながら

「あんたさあ、彼氏とかいないわけえ?」

と若干絡み酒状態(・_・;)

 

でもいつもの事なのか、娘さんは

「いないし。いても言わないし。」

とはぐらかした。

 

チラッと娘さんを視界に捉えると、色白そうな可愛らしいっぽい女の子。

(見れないためあいまいな把握)

 

お母さんは迫力タップリに立ち膝をしながら

手に持ったジョッキで彼女を指し、

「言ってくれんと私が困るんだけど!!

早く嫁に行って欲しいしさあ!!」

と本音をぶちまけていた。

 

なんとなくそれ以上は私も良心がとがめたため、

黙々と食べるのをやめ、

娘に映画の話を振って会話を始めた。

 

 

 

感動の愛と絆の物語!

の直後に・・・・・

本音で言い合える親子の絆の物語!

 

絆っていろんな形があるんだな・・・・と思いました。

 

 

 

映画は夏休み映画だと思うので、もうそろそろ終了してしまうと思います。

 

気になっていたけどまだ観に行ってないという方は

是非観てきていただきたいです。

 

 

 

 

きな子。

愛すべきおバカさんの心温まるお話です(*´ー`)